■原書
"A Passage to India" E.M. Forster (Penguin Books, 2015) ※作品初版1924年
■翻訳版
『インドへの道』E・M・フォースター 小野寺健 訳(河出文庫、2022年)
■評価
ジャンル:文学
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★★★★★
レベル:TOEIC L&R 950~ 英検1級~
所要時間:14時間(ネイティブスピード:6時間程度)
■感想
3年ほど前に買って挫折した本です。あれからかなり語彙も鍛えたので物語の筋くらいは楽しめるだろうと思ったのですが、結果としては全然ダメでした。読みにくい文体で物語も(個人的に)つまらくて、ほとんど頭に入ってきませんでした(とはいえ、しっかりと読了カウント)。外国人のレビューを見ても「非常に読みづらい」との声が多いので、これが読めなくてもそんなに落ち込むことはないのかなと勝手に思っています。翻訳されている故・小野寺さんも戦前生まれの大御所なので、並大抵の英語力では訳せない作品ということなのでしょう。
■一文紹介
‐ Now that I’m going, I realize it. I wish I could do something for you in return, but I see you’ve all you want. ‐(233頁)