■原書
”Gathering Blue" Lois Lowry (HMH Books for Young Readers, 2000)
■翻訳版
『ギャザリング・ブルー 青を蒐める者』ルイス・ローリー 島津やよい 訳(新評論、2013年)
■評価
ジャンル:児童文学
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
レベル:TOEIC L&R 700~ 英検2級~
所要時間:6時間(ネイティブスピード:4時間程度)
■感想
原始的な村が舞台のファンタジーです。
両親をなくした少女Kiraは編み物の才能を見出され、村の議事堂で生活を始める。同じく議事堂で仕事をする子供のThomasとJo、村の集落で暮らす友人Mattたちとの交流を経て、Kiraは自分が任されている仕事の意味を理解し始める……
読んでいる途中で知ったのですが、全4部作の2作目だそうです。ただし、純粋な続編というわけではないので、単体でも十分に楽しめます。とはいえ疑問が残る部分もあり、前作の”The Giver”と続編の”Messenger”、”Son”も気になります。中々面白い作品でした。
■一文紹介
‐ ”I love the blue. Thank you.” ‐(211頁)