■原書
”The Elements of Style" William Strunk, E. White (Longman, 2022) ※作品の初版は1935年
■翻訳版
『英語文章ルールブック』ウィリアム・ストランク, エルウィン・ブルックス・ホワイト 荒竹三郎 訳(荒竹出版、1985年)
■評価
ジャンル:言語
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
レベル:TOEIC L&R 800~ 英検準1級~
所要時間:5時間(ネイティブスピード:2時間程度)
■感想
ライティングの原則が書かれた本で、ネイティブの学生によく読まれているそうです。第4章の内容が特に参考になりました。アルファベット順に使い方を間違いやすい単語が紹介されており、日本人が英語を書くときに使いそうな悪例もたくさん載っています。今後、ライティングが必要な場面があれば、何度も読み返そうと思います。説明文や例文がやや難しく、やはりネイティブ向けの本だな、という印象でした。ライティングで高いレベルを目指したい人にお勧めの一冊です。
■一文紹介
‐ With some writers, style not only reveals the spirit of the man but reveals his identity, as surely as would his fingerprints. ‐(63頁)