■原書
”Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future" Peter Thiel (Virgin Books, 2014)
■翻訳版
『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』ピーター・ティール 関美和 訳(NHK出版、2014年)
■評価
ジャンル:ビジネス
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
レベル:TOEIC L&R 650~ 英検2級~
所要時間:6時間(ネイティブスピード:3時間程度)
■感想
有名なビジネス書なので前から興味がありましたが、やはり以前に紹介した"The Hard Things About Hard Things"と同様、実際に事業を立ち上げるような人でないと、この本から得られるものは少ないと感じました。結局は、「やりたい事を見つけること」が始まりにあって、それは本からは学べないのだと思います。ポートフォリオを作るよりも一つのことを極めろ、独占こそが利益を生みだす、将来キャッシュフローに注目しろ、始めにニッチ分野を攻めろ、といった意見は参考になりました。でも、この手の本は当分はやめておこう。
■一文紹介
‐ Only one thing can allow a business to transcend the daily brute struggle for survival: monopoly profits. ‐(32頁)
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