■洋書
"Talking to My Daughter About the Economy" Yanis Varoufakis (Farrar, Straus and Giroux, 2019) ※原書の初版は2013年
■翻訳版
『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』ヤニス・バルファキス 関美和 訳（ダイヤモンド社、2019年）※原書の初版は2013年
■評価
ジャンル：経済
面白さ：★★★☆☆
難易度：★★☆☆☆
レベル：TOEIC L&R 750～ 英検準1級～
所要時間：7時間（ネイティブスピード：4時間程度）
■感想
原書はギリシャ語？と思われるのですが、確かな情報元が見つかりませんでした。市場や経済の誕生から、負債や利子、インフレデフレといった話まで、経済の基本知識が分かりやすく解説されています。また、「人間の作り物」である経済というシステムに対して、どのようなスタンスで接するべきかという、哲学的な問いかけもありました。
■一文紹介
‐ All systems of domination work by enveloping us in their narrative and superstitions in such a way that we cannot see beyond them. ‐（197頁）
